準備
モジュールを追加する
Pythonは、モジュールを追加することで、機能を拡張できます。
数値計算には以下のモジュールが有用です。
No. | モジュール | 機能 |
---|---|---|
1 | SciPy, Numpy | 科学技術計算モジュール |
2 | PIL | 画像処理モジュール |
3 | matplotlib | グラフ描画モジュール |
それぞれ入手して、インストールしてください。
設定
特別な設定をしなくても、動作します。 ただし、Windows環境下にてmatplotlibはIDLEやコンソール等の対話モードで使用すると、フリーズすることがあります。
この点に関しては、本家サイトのFAQに記載されています。 My matplotlib window is freezing
設定を変更することで、動作を改善することができます。
私の環境では、コンソールやIDLEの対話モードの状況は改善しませんでしたが、
PyCrustでは、フリーズすることがなくなりました。
なお、PyCrustは、wxPythonのデモコードに付属しているツールです。
設定内容は、以下のとおりです。
- C:\Documents and Settings\yourname\.matplotlibにmatplotlibrcファイルをつくる
- matplotlibrcにinteractive : Trueを記載する。
サンプルとして、私のmatplotlibrcファイルをここにおきます。
サンプルコード
各モジュールのサンプルコードです。 なお、Pythonのサンプルコードはこちらにもあります。
Scipy/Numpyのサンプルコード
参考サイトPILのサンプルコード
- 画像ファイルを表示する
- 画像ファイルの情報を表示する
- JPEGファイルに変換する
- サムネイルを作成する
- 画像を切り出す
- 画像を横にシフトさせる
- 色をRGB分解する。各色から、RGB結合する。
- ピクセル毎に演算を施す
- 色相毎に処理を行う
- 画像を回転させる
- 画像を反転させる。ある画像に別の画像を貼り付ける
- 画像の拡大・縮小・回転
- 垂直、水平反転、規定角度への回転
- 画素値のフォーマット変換
- フィルタを掛ける
- 画像にフィルタをかける
- 画像強調
- エッジ強調
- アニメーションGIFファイルを処理する
- 画像ファイルを開く
- 画像ファイルを読み出す
- Tarファイルから、画像ファイルを開く
- 画像に描画する
- 画像にテキストを描画する
- 画像同士を演算する
- パレットを設定する
Python Imaging Library Handbook
matplotlibのサンプルコード
- 簡単な2Dグラフを描画する
- 簡単な3Dグラフを描画する
- 円でグラフを描画する。
- 円弧を描画する
- 棒グラフを表示する
- 棒グラフを表示する。(棒が横向き)
- 色を変更する
- カーソルを置いた場所の値を表示する
- 点線を描画する
- いろいろな線を描画する
- 領域を塗りつぶす
- 領域を塗りつぶす(透過)
- 複数のグラフを表示する
- 1軸共通のグラフを重ねて書く
- 1軸共有したグラフを描く
- ヒストグラムを描画する
- ローソク足を描画する
- 濃淡画像を描画する
- 長いタイトルを描画する
- 数式を描画する
- 数式を入力する
- データを補間する
- 軸の増加方向を反転する
- 画像を重ねて描画する
- 対数グラフ
- 目盛りを描画する
- グラフにマスクをかける
- 密度プロットを描画する
- 円グラフを描画する
- 極座標系で描画する
- ベクトル場を描画する
- 散布図を描画する
- パワースペクトルを求める
- 2次元パワースペクトルを描画する
- Y方向の残差を描画する。
- 表を描画する
- 2つの軸をもつグラフを描画する
- 垂直線を描画する
- 描画する順番を入れ替える
- matplotlibをwxPythonで利用する